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★☆AquaInfoメールマガジン     2005/5/15 発行 第28号☆★
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今回で28回目の発行になりました。
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今回は久しぶりに本当にAquaInfoらしく、熱帯魚の水質の話を再開したいと思います。
水質維持と微生物の関連は切り離せないものといっていいでしょう。

■今回の内容

大分間が空いてしまいました。それでは前回までの水質の内容を簡単におさらいしてみます。

閉鎖された水槽の水の中には餌や魚の排泄物が排出されます。
これらの内アンモニアは魚にとって極めて有害で、最も重要な水質汚染物質の一つです。
更に、食べ残された餌や糞を利用する微生物によって、大量のアンモニアが水中に放出されます。


自然界ではここで、「硝酸菌」 と 「亜硝酸菌」 の働きによって、アンモニアは毒性の低い硝酸イオン
に変換されます。

しかし水槽では、しばしば異なる種類の微生物間での相対的な量的バランスが崩れてしまう為、
異常に高いアンモニア濃度になってしまうことがあります。


以上が前回までの内容です。
ちょっと短くまとめすぎて分かりづらい方も居るかもしれませんが、そういうときは是非過去ログを
参照してみてください。


さて、おさらいはここまでにして今回の内容に移りましょう。

今回からは、「じゃぁ、水槽の水質を維持するにはどうすればいいの ?」 という、実際の応用に絡めて
いきたいと思います。


おさらいでも述べましたが、アンモニア濃度の異常上昇の大きな原因は、微生物のバランスが崩れてしまうこ
とにあります。
これを解決する最も手っ取り早い方法は、足りない微生物を足してやるとことです。

増えすぎた微生物を減らすという方法ももちろん有るのですが、こちらの方が技術的に難しいのです。

これは単純化したたとえ話ですが、出来上がったミックスジュースに新しい材料を加えるのは簡単ですが、
特定の材料の成分だけを除くのは難しいという理屈です。


話しがそれました、とにかく微生物バランスが崩れてしまった状態では、さしあたり不足している微生物を
足してやる必要があります。

今回問題にしているのはアンモニアなので、必要な微生物は 「硝酸菌」 「亜硝酸菌」 ということになります。
特に水槽設置初期段階では、「アンモニア生成菌」 が 「硝酸菌」 と 「亜硝酸菌」 に対して著しく多くなり
やすいので、足りない微生物を投与することをお勧めします。

この目的に合わせた微生物薬剤については、たくさんの商品が開発されています。
比較的扱いが容易なモノなので、初心者の方でも説明書を読めば充分扱えると思います。

それでも自信が無いという方は、熱帯魚を購入したショップで相談すると言うのが一番確実です。
この HP でも、「水質維持薬」 というコラムで少し触れていますので、よろしければ参照してみてください。


今回は、アンモニア問題についての取り敢えずの解決策について書いてみました。
しかし、これはあくまでも取り敢えずの解決策です。

というのも、微生物を無理やり添加して増やすというのは、一時的なバランス調整に過ぎず、とても壊れやす
いものなのです。

また、アンモニアよりずっと毒性が低いとはいえ、「硝酸イオン」 だってあまりにも高濃度になれば魚に
影響を与えます。
微生物によっても分解されきれない物質は、少しずつ水槽に溜まっていきます。

こういった問題を解決するには、「硝酸菌」 「亜硝酸菌」 の他にも新たな登場人物が必要なのです。
また、必要最小限の人間の手が必要となります。次回はこういったことについて話していきたいと思います。

話しは変わりますが、最近面白いものを見つけました。


:ビーチワールド
http://aquainfo.fc2web.com/item/beachworld.html


この連続コラムで述べていることを実感として理解する助けになるかと思います。
また、熱帯魚を飼うことを迷っている方への、飼育入門としてもお勧めできます。
なにより、インテリアとしても充分な価値をもつかと。


■次回予告

次回はこの微生物と水質維持の話の続きを書いていくつもりです。

t103116@keyakiclub.net

それでは次回のAquaInfoメールマガジンもよろしくお願いいたします。
http://aquainfo.fc2web.com/index.html



★☆AquaInfoメールマガジン     2005/5/2 発行 第27号☆★
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今回で27回目の発行になりました。
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というか、本当にご無沙汰してしまいました。
週1回の発行を目指すと書いたこともあったと思いますが、本当に申し訳ありません。
一ヶ月ぶり?でしょうか?

と、とにかく配信を止めるつもりはさらさらないというか、本当に週1回の発行を目指します(本当に)なので
これからもよろしくお願い致します。



■はじめに

実は最近は自分で言うのも変ですが忙しい日々でした。
これからもうちょっとだけこういう日が続くでしょうから、ゴールデンウィークは取れない予定でいます
(私事で申し訳ありませんが^^;)


それで今日は本当に久方ぶりでマガジン発行できそうな時間に帰ってきまして、ビジネスホテルの一室で
発行しようとしているわけですが・・・何から書いたものか。。


書きたい内容はいろいろあるんですけれどももうちょっとだけこういう不定期な発行形式にならざるをえな
いかもしれません。
(時間の制約上ですが・・・)




とにかく以前に原稿は書き上げておいたのでそれを配信しようかと思っています。

■今回の内容


今回の内容は熱帯魚の話です。
ああ、、久しぶりですね〜。やっとこの話に戻れました。

でもあまりに久しぶりすぎて忘れられそうなので、ちょっと内容を読みきりにしてみたいと思います。

実は前回からの続きを書こうと思っても思い出せない状況になってしまっていますし、内容を精査してい
ないので、話し変わって、わたしの今まで飼育した中でかなりこれは飼育しやすかったな〜と思うものを
ピックアップしたいと思います。


もっとも手がかからなかったもの・・・・それはプレコの類でした。

プレコといきなり言われても、日本に住んでいるわたしたちにはわかりませんよね。
わたしも最初はそうでした。 誰だってそうだと思います。 日本の川には似たようなのは見当たりませんから・・・

用はなまずの仲間です。
メジャーなところではセルフィンプレコというやつがありますが、実はこいつは今でも飼育中です。

まったく手がかかりませんね。 
小さな魚種と同居させてもほとんど害がありませんし、わたしにとっては好きな魚種です。
一匹で飼育しても見ごたえありますからね。


あとは古代魚。これも少しはわたしも得意な分野です。
やはり見ごたえというか、迫力がありますし、飼育も楽です。
かなり不死身な感じですね。


入門魚じゃないみたいに飼育マニュアルにかかれていることがありますが、そうでしょうか?
たしかに大きくなる物が多いですし、水草といっしょに飼育するには向いていないかもしれません。

その点に関してはわたしも同意見です。

ところが、古代魚を飼育した人たちはたいてい失敗していないというか、かなり丈夫だったと言う意見を
言う人が多いわけです。

また、時間のない、あまり手間のかけられない人にとってはある程度体力のある魚種のほうが管理が楽なはずですよね。

今回はというか、最近は短くて申し訳ないのですが、具体的内容は次回にさせてください。
内容精査と、時間的制約のためです・・・・残念。わたしも残念です。



■次回予告

次回時間ができたらノーザンバラムンディの話を書こうと思っています。
これは最近まで飼育していて、古代魚に分類されるのですが、残念ながら死んでしまいました。
2年以上の飼育の記録からこの魚種について詳しく解説できると思います。


★☆AquaInfoメールマガジン     2005/3/26 発行 第26号☆★
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■はじめに

お久しぶりです。
約3週間ぶり?の発行でしょうか。


今日は体調が悪くて仕事できる状態ではないため、自宅療養中です。
午前中に医者に行ってきて、今は安静にしている時期なのですが、そうは言ってもただ単に寝ている
ことには退屈すぎて耐えられないので、滞っていた話題の続きを書いて行こうと思います。



■今回の内容

今回こそAquaInfoのタイトル通り熱帯魚の内容を書いていこうと思いましたが、前回の内容の猫の飼育法
の事でアイディアを思いついたので、書いてみたいと思います。


また、熱帯魚についてもちょっとした事件がありまして、飼育中のノーザンバラムンディがとうとう死亡して
しましました。
結構長い間飼育していた魚種ですので、ノーザンバラムンディについても書いていこうと思います。



■まず、思いついたネコの飼育のアイディアについて

前回でしたかネコの全自動トイレというものを紹介させていただきましたよね。

正直、わたしには必需品といっていいでしょう。
http://aquainfo.fc2web.com/littermaid.html


ちょっとだけ飼育環境を説明しますね。


ネコですから当然水槽の中にはいっているわけではありません。
家の中で放し飼いです。
田舎の農村部の昔ながらの家なので広いところだけはいいといったところでしょうか。


外には出れません。といっても外に出ても今の時期は雪まみれになってしまうでしょう。
(この雪がまた厄介なんですけどね^^)

ということで猫用のトイレにネコ砂を入れておくわけですが、とてもじゃないけれど掃除してられません。

正確には掃除している時間がない。下手すると数日帰ってこない。こんな状況です。

猫用の全自動トイレはこんな状況のわたしには実にぴったりの品物だということはわかっていただけると
思いますが、それでもまだ不満があります。

熱帯魚もそうですが、手間をかけていられないわけです。

実は2匹(両方ともわたしの拾い物です)飼っているわけですが、大体4日でしょうか。
このトイレを使っても、大体4日に1回は取り替えてやらないといけないわけです。

4日じゃあ厳しいわけですよ。
満杯になると入りきらずに溢れてしまうわけです。

幸いなことに、リッターメイド推奨のネコ砂を使っているので匂いはありませんが、とにかく問題なわけです。


そこで今回思いついたアイディアをご紹介します。

排泄物コンテナの底を抜いたらどうでしょうか?

前回、排泄物コンテナの再利用の方法を簡単に書かせていただきました。
用は排泄物コンテナにあらかじめ袋をかぶせておくというものでしたが、今回も袋を使います。

ただし、このアイディアで使う袋はゴミ袋のようなかなり大きなものです。

1.排泄物コンテナの底を抜く。
2.ゴミ袋のような大きな袋を排泄物コンテナにかぶせる。
(底が抜けているので、袋は排泄物コンテナをはみ出します。)
3.この状態でリッターメイドにセットする。
4.リッターメイド自体を少し高めのところにセットし、袋が下まで伸びるようにする。

大体わかりましたか?
これでコンテナの容量以上に、袋の容量分だけ格納することができそうです。


実はわたしはまだ作っていません。
今は体調が悪くて動けそうにないのですぐに作れないのですが、作った結果はお知らせしたいと思います。


まあ、わたしの場合4日以上家を空けたりするのがよくあるのでこんなことをしようと思っていますが、
それでも衛生的な面からこまめに掃除するのも必要なことだと思います。


■ノーザンバラムンディについて

実は出張で数日家を空けて帰ってきてみたら死んでしまいました。
大体飼い始めてから3年近くといったところでしょうか。

結構気に入っていた魚種ですし、AquaInfoのトップページにも載せていた「あの」魚なわけですが、これからの
コンテンツの1つとして、魚種ごとの飼育しやすさ、丈夫さ、手間、飼いやすさ、値段などを書いていくのも
いいかなと思っています。




■次回予告

ということで、最初の魚種についての解説の対象はノーザンバラムンディにしようかと思っています。

ネコの飼育器具も自作したら写真をホームページ上に載せるつもりなので待っていてください。
というか、猫を飼っている方もいるかもしれないので、もっといい方法があったら教えてください!
このメールマガジンでも紹介させていただきたいと思います。


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■はじめに

ご無沙汰しておりました。
3週間ぶりの発行になってしまいましたでしょうか。

前回は猫の飼育法(主に猫のトイレ)についての話をさせていただきましたでしょうか。

まだ途中だったかと思いますので今回はこれについて引き続き書いてしまおうと思います。


熱帯魚メールマガジンではあるのですがもうしばらく猫の話にお付き合い願います。


ところで、近日の私自身の状況ですが、出張および忙しい時期ということで、あまり
家に帰ってこない状況が続いておりました^^;


数週間ぶりに水槽を見てみましたが水が蒸発してしまっていて3分の2程度になってしまっていました。
ただいまホースを使って補給中です^^


えさは・・・あげていませんでした。
一応自動でえさを与えられるようにしていますが、それすらなくなってしまっていて数日間何もなかった
とおもわれます。


猫は毎朝えさを求めてよってきますが、こちらは時間がなくて無視したり、会社に宿泊して帰ってこなかった
ときでも家族がえさを与えるでしょうし、数週間持ちそうなフードストッカーにえさを入れてありますので、
こちらも大丈夫です。
こちらもこのメールマガジンを書きながら思い出したようにストックしました^^


さてさてここまではOKですよね。たとえ数日いなくても何とかなるというか、ちゃんと飼育できるといこです。
(何だってこんな毎日帰ってこれないほど仕事してるんだろうって疑問はのこりますが・・・・)



実はここで正直に説明してしまいますと、紹介しようと思っていた猫用のトイレの場合はここまでほったらかし
にできないってことです。

といいますか、今回の忙しい仕事状況の中で気がついたことではあります。

まず、わたしのところで飼育している猫は2匹ですが、大体猫用全自動トイレを使って4日に一度はたまった
排泄物を取り除いて、新しいケースをセッティングしてやらないといけないということが分かっています。


わたしが帰ってきたときは完全にパンクしてしまっていましたので、これからは家族のところに設置してもらう
ことになりました。
(これは残念ですね・・・)

わたしもこれについては何とかならないかをまた考えてみたいと思っています。


さて、しかしそれでも4日に1回の掃除ですむのは画期的なものです。

類似の商品が他にもあるかもしれませんが、わたしが実際に使っている商品名をあげてしまいましょう。

リッターメイドというものになります。ホームセンターなんかにはあまり見ないものですよね。
実際のものはホームページ上に掲載しておきました。
http://aquainfo.fc2web.com/littermaid.html


ホームページ上の下のほうには写真が数枚貼られていると思います。

実はここがわたしのオリジナルのところなんですよね。

これは排泄物コンテナといって、大抵使い捨てにするものなのでしょうか?
しかし洗えば再利用できるとも説明があると思います。

実は毎回毎回これを購入して使い捨てにするのは結構高いと思いました。
あくまでもわたしの場合になるかと思いますが、価格が高い(1個400円位)うえ、それを4日に
1日取り替えるのはいやだったわけです。


写真を見てのとおり、ビニールがつけられていると思います。
これはわたしが後からつけたわけですけれど、これによって洗うなんていう手間をかけずに再利用する
ことができるようになっています。


もしかして気がつかれたかもしれまえんが、最近というかただいま取り込み中のため、説明半ばにして
とりあえず今回はここまでとさせていただきたいと思います。

ホントに途中な感じになってしまいましたがまた機会があるときに詳しく説明させていただきたいと思います。


■次回予告

といいことで、4日に一度は取替えを行わないといけないことは分かっていただけたかと思います。

次回はこれについて、わたしの意見になりますがもうちょっと詳しく書かせていただこうかと思います。

もちろんこの話題だけではなく、熱帯魚の話題も書いていきたいと思います(本来の内容ですから!!)
たしか水質浄化の話の途中でしたね。



★☆AquaInfoメールマガジン     2005/2/13 発行 第24号☆★
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泣き言を言って申し訳ないのですが、ここしばらく発行が滞っていました。


最近仕事のほうが忙しく本気でメールマガジンを書く時間すら取れなかったのですが、
書きたいことはあるわけですし、まだまだ話半分の内容がいっぱいあるということも
十分分かっています。

前回水質浄化の話をしていました。続きを書いていきたいところですが、十分に内容を
練る時間が取れないので、中途半端になっていた我が家の猫の簡単な飼育を書いてしまい
たいとお思います。

いきなり話が変わってしまって読みずらいかもしれませんね。でもとりあえず今回は
猫の話題についての重点の部分の内容を書くつもりです^^



ちなみにライターであるわたしは、コンピューター関連の仕事をしており、カレンダー通り
3連休なんて期待できたもんじゃありません。

何でというか、何のためにこんな仕事しているのか?な〜んてたまに自問したくもなったり
するのですが、とにかくこんな時間がなくて下手すれば家にも帰ってこないような状況でも
ありながら、猫と熱帯魚はちゃんと問題なく生活しています。

といっても、えさすら与えてもらえなかった熱帯魚は健康的にいいかどうかは分かりませんが・・・




■前回より前の猫を話題にしたときの内容

以前の内容としては、

・猫と飼育するのは簡単だということ。
・熱帯魚といっしょに飼っても大丈夫だろうということ。
・あまり世話が要らないこと。
(犬のような散歩などがいらないってことです)


大体このようなことを書いてきたかと思います。

餌についてもまとめてフードストッカーなどに詰めておけばまいにち与える必要もないでしょう。

といいますか、わたしのような下手すれば家に帰ってこられないような仕事をしている人の場合、
事実上フードストッカーを使わないと猫に大変かわいそうなことをさせてしまうでしょう。

もちろん水とフードストッカーをセットするのはそうですが、もう一つ重要なことがあります。



■今回の内容


猫の場合、餌よりも排泄物の処理のほうが手間がかかります。

究極に言ってしまえば放し飼い同然で何も世話しない方法もあるかもしれませんね。


田舎の猫などはそういうことも可能かもしれません。
しかし、部屋の一室で飼育する場合は無理ですし、放し飼いでは交通事故に遭う事だって
考えられます。

そして個人的な見解ではありますが、猫は室内で買ったほうがいいのではないでしょうか?

つまり、人によっては猫嫌いな方もいるわけですから、リスクの面からできることなら
室内飼育を目指したいと思います。



さて、前置きはこれくらいにして、猫の排泄物の世話ですが、猫砂を用意します。

ここまではごくごく一般的なので誰でも知っていることでしょう。

普通の猫なら猫砂のところで用を足させることは別にさほどしつけなくても覚えてくれる
でしょう。

ここまではOKです。


問題はその後の話で、手動でスコップ等で掃除をすることになります。

これではとてもじゃないけれど世話がかからないなんて事は言えないですよね。


でも、猫の全自動トイレというものも商品化されているわけです。

私も実際に購入して使いました。結果から言うとお勧めできます。

ですが、普通の使い方をしているとデメリットも見えてきてしまいます。


・においの問題
・動作音の問題
・うまく掃除できない問題
・維持費の問題


問題問題と4つほど書いてしまいました。
これら4つの問題を解決するためにわたしはいろいろインターネットを駆使して情報を集めました。

解決できたものもありますがインターネット上からのみではどうしても解決できない
ものがのこりました。

それは4番目の維持費の問題だったのですが、結果的には満足できるように解決することができました。
つまり、手を汚すことなく、手早く再利用することで、資材を購入しなくて済むようになった
ということです。



■次回予告

わたしが調べた限りみつけることができなかったので、このことに関して次回以降に紹介
していきたいと思います。

また、全自動の猫のトイレの使用レポートもどこよりも詳しく書いてみたいとおもいます。


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今回は、自然界に存在する水質浄化のお話しです。



前回の話しでは、水質汚染の中でも特に「アンモニア」に注目してみました。

そこで、まずはアンモニアに対する水質維持について話したいと思います。

少しだけ専門的な話しになりますが、出来るだけ分かりやすく話したいと思います。



前回話したとおり、水の中に溶け込んだタンパク質やアミノ酸は、色々な微生物によって利用され最終的にアンモニアが排出されます。
このままだとアンモニア濃度が上昇して水中の生き物が危険に晒されてしまいます。


しかし自然界では、ここで新たな救世主が登場するのです。

それは「硝酸菌」と「亜硝酸菌」と呼ばれる細菌の仲間です。
水中に放出されたアンモニアは、亜硝酸菌によって「亜硝酸イオン」と言う物質に、亜硝酸イオン
は硝酸菌によって「硝酸イオン」と言う物質に換えられてしまうのです!

硝酸イオンや亜硝酸イオンはアンモニアのような強い毒性は無いので、生き物達の危機はとりあえず
回避されることになるのです。
しかし、硝酸菌や亜硝酸菌はなんでわざわざこんな事をしてくれるのでしょう?


実は、硝酸菌や亜硝酸菌にとってアンモニアは生きていく上で必要不可欠なものなのです。

ちょっと難しい話しになりますが、硝酸菌や亜硝酸菌がアンモニアを変換していく反応のことを
「酸化」といいます。
この酸化を行うと硝酸イオンや亜硝酸イオンと一緒に少しだけ化学エネルギーというものが発生します。

このとき発生する化学エネルギーを利用することで硝酸菌や亜硝酸菌は生きているのです。
なんだか少し難しい話しになってしまったかもしれませんね。


簡単に言えば硝酸菌や亜硝酸菌にとってアンモニアは食べ物なのです。
魚にとって猛毒であるアンモニアを利用していくなんて不思議な話しですが、とにかくこれで魚たちの
危機は避けられました。



さて、話しを水槽に戻しましょう。

魚を飼いはじめた水槽では、しばしばアンモニア濃度が上がってしまうことがあります。
何故ことが起こるのでしょう?
硝酸菌と亜硝酸菌は水槽の中では働かないでしょうか?

多くの場合、これは次の理由によります。


魚を買い始めたばかりの水槽には、硝酸菌も亜硝酸菌はそれほど多くありません。
だけどアンモニアを作る微生物もそれほど多いわけではありません。

これは、初期状態では水中のタンパク質やアミノ酸も、アンモニアも少ないからです。

ところが餌を与えたり、魚が糞をしたりすると、それを餌にして爆発的にアンモニアを作る微生物が増えます。
魚自身もアンモニアを出しますから、水槽の中のアンモニア濃度は急速に上昇してしまいます。


ところが、アンモニアを酸化してくれる亜硝酸菌は、アンモニア濃度が上昇してからようやく増え始めます。
亜硝酸菌に至っては硝酸イオン濃度が上昇してからでないと増えくれません。


この、タイムラグによってアンモニアが増えすぎた状態が一時的にせよ起こることがあるのです。



今回の話しはここまでです。
次回は引き続き自然界の水質浄化のシステムについて話したいと思います。そして、水槽の水質管理
への応用について話を進めたいと思います。



ホームページレイアウトを変更しました。

最近あんまりメールマガジンの発行頻度が高くなかったわけですが、手を抜いていたわけではありません。
ホームペーの方を手入れしていました。

  今まであまりにも味気なかったのでトップページからちょっと変えてみました。

一番大きく変えたところは、どこのページからアクセスしてもレイアウトが崩れないように全てのページ
をフレーム化した所です。

 でも一応トップページはこちらになります。
  http://aquainfo.fc2web.com/index.html


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AquaInfoメールマガジンを購読中の皆様、あけましておめでとうございます。
今年も去年以上によりがんばって配信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


私は今日まで正月休で、比較的時間も合ったので、この機会にAquaInfoのホームページにちょっと手
を入れていました。

そこでちょっと気が付いたのは、メールマガジンでさんざん簡単な水換えの器具を紹介するといって
おきながら結局どんどん後回しになってしまって、いままで水換え器具について何も書いていないと
いうことでした。
(ホームページの更新のために過去のメールマガジンの内容を読んでいて気が付いたわけです。)

ホームページを作るのがメインのつもりでしたので今回はこのお話だけでちょっと短めです。


■今回の内容

そこで今回は水換えの器具のお話です。


水作プロホース1 75〜120cm水槽用
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/002c2727.ddf7d651/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp
%2fbiotop-jp%2f102179%2f123975%2f%23140076

わたしが使っているもっとも長い物と同じ物ですが、使ってみた経験から長いほうがいいはずです。

これは水槽の奥や、ホースに角度をつけて砂に突き刺したときでも、手を水につけづに水換えを行う
ことができるからです。

これと類似のものはいろいろあって、石油ポンプのように手でこいで水を排出するものや、大掛かり
なものでは電動式のものまであります。



原理はサイホン方式なのですが、わかりますでしょうか?

水は当然ですが、高いところから低いところに流れていきます。

水がホースを通って、排出口からあふれ出ているときに、吸い込み口よりも排出口の方が低い位置にあった
場合、吸い込み口に水がある限り、水はホースを伝って排出口からあふれ出続けるというものです。

当然水換え作業完了まで、排出口はバケツなり、流しのところにおいて置けばいいというわけです。


問題はどうやって最初に排水口まで水を持っていくかということですが、ここが先ほどの方式ごとに
違っています。

このホースは最初に水の中で何回かホース本体を振ってやることで中のカランを使って水を排出口まで
吸い上げます。
わざわざ電動にすることもなくこれで同じことができます。

(一応排出口を息で吸い込んでも同じことはできますよ^^   というか、昔はこの方式しかありませんでした)


さらにこのホースは、給水口側の直線的な、ある程度硬いプラスチックを砂にザクッと突き刺すことがで
きますので、砂の中のごみがどんどん吸い上げられていくのを見ることができるでしょう。


ここで私の経験から注意があります。

砂の中のごみは排出してくれますのでありがたいものです。
ですが、砂ごと排出しないように気をつけてください。

砂とごみとでは当然重さに違いがありますので、ごみのみが吸い上げられて排出されてくれればいいのですが、
砂が固まってしまって吸い上げられてしまうことがあるんです。

内部に砂が詰まってしまったりしたらとりあえず面倒なので、砂がホースの上のほうまで吸い上げら
れてきてしまったら排水口のほうのホースを折り曲げて(軟らかいので曲げられます)水流を弱めて
やってください。

これで砂は再びホースの下に落ちていきます。


でも、このホースを過信しすぎても期待はずれです。

砂の中や浮遊するゴミが全部きれいさっぱり吸い上げられるわけではないのです。

当然全部の水換えをするわけではありませんし、砂を出して水洗いするわけではないのですから当然です。
というか全部の水換えをするのは逆に濾過能力の観点からむしろやってはいけないわけですが^^



しかし、これに関しては濾過方式や、水底に砂を敷いているかどうかを問わずお薦めできます。

というか、水換えをより楽にやろうと思ったらこのホースは欠かせません。

1,440 円ですが、一回きりでずっと効率よく使えるので、損はしません。


■次回予告

今回紹介した器具以外にもこれはあったほうが断然得だという器具を選択してレポートする機会を持
ちたいと思います。

前回の猫についてのお話とかも忘れたわけじゃあありませんので次回以降に配信していきたいと思います。
それでは、本年もAquaInfoメールマガジンをよろしくお願いいたします。


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■今回の内容

前回まで、おおむね微生物について話を進めさせていただきました。

実はこの微生物についての話はある程度長くなると予測していますし、関連情報に派生していく
予定でもあるものです。
さて、今回も水質の維持に欠かせない微生物の働きを続けて行こうかと思いましたが・・・
ちょっと話を変えさせてください(−_−;)


完全にわたしの都合なのですが、年末年始としばらく発行できないんじゃないかと思っています。
あんまり期間が開きすぎて、話の続きが遅くなりすぎるということもあるかと思って、今回は単発で完了しそう
なちょっとした事を話題として書かせていただきたいと思います。



今回は「熱帯魚といっしょに飼える」をテーマにして見たいと思います。

熱帯魚同士の組み合わせのお話?と思われるかもしれませんよね。
確かに熱帯魚同士の組み合わせのお話も面白いし、わたしも成功談、失敗談ともにいくつも経験していますが,
この話は単発では終わりそうもありません。

一般の熱帯魚マガジンなどには「組み合わせを良く考えて飼育すること。」 とか、
「熱帯魚ショップの人に聞いてみる」 なんて事が書いてあるかもしれませんね。

確かにそうなんでしょうけれど、じゃあどのような組み合わせがいいのだろう?って思いませんか?
熱帯魚ショップの人に聞いてみるのもいいのかも知れませんけれど、自分で選んで見る楽しみもある
でしょうし、生存はできたとしても、見栄えが問題となる場合もあるでしょう。

ということで、このお話は次回以降のメールマガジンである程度の長さを裂いて解説させていただきたい
と思います。



さて、今回の内容ですね。

今回は組み合わせですが、熱帯魚同士の組み合わせではありません。
熱帯魚といっしょに飼えるペットのお話です。


日本のペットで一番変われているのは犬でしょうか?わたしは猫を飼っていますが、犬だって大型犬
でなければ同じ事が言えるのではないでしょうか?

つまり、犬、猫といっしょに熱帯魚は飼育できます。
うちでは猫を飼っているから熱帯魚は飼えないよ!というのはないと思うんです。

まあ、確かに物によってはほんとに共存して飼育していくのが難しい場合があるかもしれませんよね。
でも、その前にちょっと考えてみると一緒に共存させていくことができるかもしれません。


まず、犬や猫が水槽に対していたずらしてしまうことを考えてみることにします。

水槽を直接破壊することはできるでしょうか?
ガラス水槽ということなら割ってしまうことはあるでしょうか?

大型犬が本気で体当たりでもしたら割れるかもしれませんよね??
小型の室内犬、猫ならば直接割ってしまうことはできないのではないでしょうか。
この点では安全といえるでしょう。


では、水槽をひっくり返すことは?
これには気をつけてください。
私は猫を二匹飼っていますが、猫は動くものに非常に興味を持つものです。
魚を追いかけて水槽に飛びつくことはしょっちゅうあるんです。

ただし、どれだけしつこく追いまわすかということについてはかなり個体差があって、今まで三匹飼った
猫の中で最もしつこい奴は1時間以上追いまわしていました(^ ^)


でも、その水槽はある程度の重さがあるもので、例え猫がどれだけ一生懸命にがんばっても倒れる心配は
ありませんでした。
もしその水槽が小さなデスクに置けるような水槽だったらもしかして倒してしまっていたかもしれませんが、
これに関しても置き方を工夫して置くことで安全だと思います。
つまり、後ろに倒れないように壁際に置くといった程度のことで、かなり安全ですよね。


さらに熱帯魚の水槽というのは一般的にふたをつけておくものだと思います。
夏場熱くならないようにふたを開けるといった飼育法もあるのですが、これだと猫が上に上って
水を飲んだり、魚を捕まえようとしてしまいます。
何とかふたを閉めておくことを考えないといけないことになりますが、これは一般的には克服できて
いることでしょう。

これで猫はあったかそうに水槽のライトの上で寝ている程度で済みます。
ライトも落とされないように設定しておきましょう。



前にも書きましたが、今まで飼ってきた三匹の猫たちもそれぞれ個性がありました(当然ですが)。
ちなみに三匹とももともと野良猫、捨て猫なのですが、猫に関してはわたし個人的に捨て猫が
かわいそうだからという理由で拾って来たものなので、全く選んでいないといって良いでしょう。

基本的には幼いころから私が飼育してきた猫ほど良くなついて、おとなしい猫になりました。
成猫に近いころに私に飼育され始めた猫はあまり人によって来ませんし、抱きかかえられるのを
嫌がる傾向がありました。
しかもこの傾向は相当の時間の経過があっても改善されるものではありませんでした。


あなたが今から猫を飼おうと思う場合、当然ペットショップに行って選ぶと思いますけれど、
おそらく幼猫が普通だと思いますのでこの点問題ないでしょう。


後はアパート、マンションなど部屋の一室で飼育するときには猫に対してストレスを感じさせない
ようにして、あんまり暴れてもらわないようにしないといけないかもしれません。

わたしは超がつくほどの田舎に住んでいるのでほとんど放し飼い状態にしているのですが、
交通事故ということもあるかも知れませんし、もしかして人の迷惑になるかもしれませんよね。
近所の人が何も言って来ないといっても、田舎だからなおさら言いにくいということもあるかも
しれないなと最近思うようになりました。
猫が本当に嫌いな人もいるわけですから、家の中のみで飼育していこうと思っています。

幸い?なことに猫は犬のようには広い活動範囲を必要としない動物といことです。
大きな3次元的空間を作ってやることである程度対応できるようなのです。
そう考えると猫は熱帯魚と同様に非常に手間のかからないペットになりますよね。
犬みたいに散歩しなくて良いって事ですよ。

アーチ ベージュ《キャットタワー》
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ちょっと飼育の手間を考えてみます。
というか実際にわたしも使っているような方法なわけですが、まずは餌から見ていこうと思います。

猫の餌というのは普通キャットフードを用意しますよね。
缶詰式のわたしがみてもおいしく食べられそうなものもありますが、ドライフードの方がいいのでは
ないでしょうか?

もちろん缶詰の餌のほうが猫はおいしいと言ってくれているかもしれませんよね。
それはわかりますが、飼育の簡単さから見た場合、明らかにドライフードのほうが楽は楽です。
ドライフードというのは普通の袋入りのキャットフードです。

・ドライフードのほうが缶詰より安い。
・常温でもある程度長期間の保存が効く。
(袋からあけてもかなり持ちます)
・栄養面から見ても十分健康に飼育できる。

猫はおなかがすくと当然餌をねだりに来ます。
時間がない朝などは非常に面倒だったのですが、今は半分自動で済ませています。

もうひとつ、排泄物の世話という問題もありますが、これもそれほど手間をかけないようにできます。
これらに関してもやはり機材を使うわけですが、実際わたしが使っている使用レポートもちょっと
書いてみたいと思います。


■次回予告

年末のみの単発の予定の話題にするつもりでしたが、案外書きたいこともあるので、これ以降の
メールマガジンでも時々話題に
していきたいと思います。






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今回で20回目の発行になりました。
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■今回の内容
今回は、微生物の影響から話しを進めます。


前回お話した通り、水槽の水の中には餌や糞、
更に魚の体組織の一部 (人間で言えば垢みたいなものです)、
そしてアンモニアなどが蓄積されていきます。

餌や糞などの固形物はやがて細かく砕かれて水の中に溶け込んでいきます。
しかし、餌や糞に含まれていた成分がなくなってしまうわけでは有りません。
ここで登場するのが微生物、中でも特に細菌です。

水の中に溶け込んだ成分には色々なものがありますが、この中にはタンパク質や糖、
脂質といった魚の餌となりえるものも
多く残されています。
そして、これらをエネルギー源として増える微生物が存在します。

腐敗細菌やカビと呼ばれる仲間で、人間にもおなじみの微生物です。
前回も少しお話ししましたが、微生物と言うのは生命活動の結果として様々な物質を作り出して利用したり、
要らないものとして排出したりします。

こられらの中には、魚に対して毒として働くものもあります。
また、細菌やカビの一部には魚に感染するものも存在します。で
すから、これらの細菌が異常に増え過ぎた水というのは、魚にとって汚染された水と言えます。



これだけでも問題なのですが、もっと大きな問題があります。

それは、これらの微生物がタンパク質を利用した場合です。
前回お話しした魚の代謝と同じ事になるのですが、
微生物がタンパク質を利用するとやはりアンモニアを排出してしまうのです。
しかも、微生物のエネルギー利用効率というのは、魚よりもずっと高いのです。


それがどうしたと思う方も居るかもしれませんが、結構重要なポイントなんです。
つまり、水槽の中に溶け込んで薄まってしまったタンパク質は、
魚には利用できませんが微生物は残さず利用してしまいます。

また、魚では食べたタンパク質の全てが利用されるわけではなく、一部は排出されますが、
微生物では摂取したタンパク質の殆んど全てを利用してしまいます。
結果として、微生物は、水槽の中のタンパク質を無駄なくアンモニアに変えてしまうのです。

前回の話しとまとめると、魚と微生物の活動によって、
水槽の水の中にはどんどんアンモニアが溜まっていくということが分かりました。
このアンモニア、それ自体でも魚にとって極めて有害なもので、
ある一定の濃度を超えてしまうと、魚は中毒を起こして死んでしまいます。

また、アンモニアはアルカリ性ですので、水質がアルカリ性に偏っていくことになります。
多くの生物が生きていくのに最適な酸性度は中性ですから、中毒を起こさないレベルに至らなくても、
アンモニアが多い水というのは熱帯魚にとって汚染された水といえるのです。

だんだん、問題がはっきりしてきました。
熱帯魚の飼育に問題となるのは、まず、異常に微生物が増えすぎた水です。
そして、これらの微生物が作り出す代謝物が蓄積された水も問題となります。
中でも、アンモニアの蓄積が大きな問題となるようです。

どうすれば解決できるのでしょうか?
一番確実でポピュラーな方法は、水槽の水を少しずつ交換するというものです。
また、何かの装置を使って水を浄化するという方法もあります。
しかし、これらは手間もお金もかかります。もうちょっと良い方法は無いでしょうか?

よく考えてみると、自然にはそんな装置も、水を換えるヒトも居ません。
でも、魚は死なずに、水の中の環境は巧く保たれています。
つまり自然では、問題となる微生物やアンモニアの増え過ぎを防ぐ仕組みがあるのです!

今回の話しはここまでです。




■次回予告

次回は、水質を維持する仕組みについての話しをしたいと思います。
実は、この仕組みにも微生物の仲間が活躍します。

それでは次回のAquaInfoメールマガジンもよろしくお願いいたします。
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■今回の内容

前回まで、おおむね微生物について話を進めさせていただきました。

実はこの微生物についての話はある程度長くなると予測していますし、
関連情報に派生していく予定でもあるものです。
さて、今回も水質の維持に欠かせない微生物の働きを続けて行こうかと思いましたが・・・
ちょっと話を変えさせてください(−_−;)


完全にわたしの都合なのですが、年末年始としばらく発行できないんじゃないかと思っています。
あんまり期間が開きすぎて、話の続きが遅くなりすぎるということもあるかと思って、
今回は単発で完了しそうなちょっとした
事を話題として書かせていただきたいと思います。



今回は「熱帯魚といっしょに飼える」をテーマにして見たいと思います。

熱帯魚同士の組み合わせのお話?と思われるかもしれませんよね。
確かに熱帯魚同士の組み合わせのお話も面白いし、わたしも成功談、
失敗談ともにいくつも経験していますが,この話は単発では
終わりそうもありません。

一般の熱帯魚マガジンなどには「組み合わせを良く考えて飼育すること。」 とか、
「熱帯魚ショップの人に聞いてみる」 なんて事が書いてあるかもしれませんね。

確かにそうなんでしょうけれど、じゃあどのような組み合わせがいいのだろう?って思いませんか?
熱帯魚ショップの人に聞いてみるのもいいのかも知れませんけれど、
自分で選んで見る楽しみもあるでしょうし、生存はできたとし
ても、見栄えが問題となる場合もあるでしょう。

ということで、このお話は次回以降のメールマガジンである程度の長さを裂いて解説させていただきたいと思います。



さて、今回の内容ですね。

今回は組み合わせですが、熱帯魚同士の組み合わせではありません。
熱帯魚といっしょに飼えるペットのお話です。


日本のペットで一番変われているのは犬でしょうか?わたしは猫を飼っていますが、
犬だって大型犬でなければ同じ事が言える
のではないでしょうか?

つまり、犬、猫といっしょに熱帯魚は飼育できます。
うちでは猫を飼っているから熱帯魚は飼えないよ!というのはないと思うんです。

まあ、確かに物によってはほんとに共存して飼育していくのが難しい場合があるかもしれませんよね。
でも、その前にちょっと考えてみると一緒に共存させていくことができるかもしれません。


まず、犬や猫が水槽に対していたずらしてしまうことを考えてみることにします。

水槽を直接破壊することはできるでしょうか?
ガラス水槽ということなら割ってしまうことはあるでしょうか?

大型犬が本気で体当たりでもしたら割れるかもしれませんよね??
小型の室内犬、猫ならば直接割ってしまうことはできないのではないでしょうか。
この点では安全といえるでしょう。


では、水槽をひっくり返すことは?
これには気をつけてください。
私は猫を二匹飼っていますが、猫は動くものに非常に興味を持つものです。
魚を追いかけて水槽に飛びつくことはしょっちゅうあるんです。

ただし、どれだけしつこく追いまわすかということについてはかなり個体差があって、
今まで三匹飼った猫の中で最もしつこい奴は
1時間以上追いまわしていました(^ ^)


でも、その水槽はある程度の重さがあるもので、
例え猫がどれだけ一生懸命にがんばっても倒れる心配はありませんでした。
もしその水槽が小さなデスクに置けるような水槽だったらもしかして倒してしまっていたかもしれませんが、
これに関しても
置き方を工夫して置くことで安全だと思います。
つまり、後ろに倒れないように壁際に置くといった程度のことで、かなり安全ですよね。


さらに熱帯魚の水槽というのは一般的にふたをつけておくものだと思います。
夏場熱くならないようにふたを開けるといった飼育法もあるのですが、
これだと猫が上に上って水を飲んだり、魚を捕まえようと
してしまいます。
何とかふたを閉めておくことを考えないといけないことになりますが、
これは一般的には克服できていることでしょう。

これで猫はあったかそうに水槽のライトの上で寝ている程度で済みます。
ライトも落とされないように設定しておきましょう。



前にも書きましたが、今まで飼ってきた三匹の猫たちもそれぞれ個性がありました(当然ですが)。
ちなみに三匹とももともと野良猫、捨て猫なのですが、
猫に関してはわたし個人的に捨て猫がかわいそうだからという理由
で拾って来たものなので、全く選んでいないといって良いでしょう。

基本的には幼いころから私が飼育してきた猫ほど良くなついて、おとなしい猫になりました。
成猫に近いころに私に飼育され始めた猫はあまり人によって来ませんし、
抱きかかえられるのを嫌がる傾向がありました。
しかもこの傾向は相当の時間の経過があっても改善されるものではありませんでした。


あなたが今から猫を飼おうと思う場合、当然ペットショップに行って選ぶと思いますけれど、
おそらく幼猫が普通だと思いますので
この点問題ないでしょう。


後はアパート、マンションなど部屋の一室で飼育するときには猫に対してストレスを感じさせないようにして、
あんまり暴れて
もらわないようにしないといけないかもしれません。

わたしは超がつくほどの田舎に住んでいるのでほとんど放し飼い状態にしているのですが、
交通事故ということもあるかも知れ
ませんし、もしかして人の迷惑になるかもしれませんよね。
近所の人が何も言って来ないといっても、
田舎だからなおさら言いにくいということもあるかもしれないなと最近思うように
なりました。
猫が本当に嫌いな人もいるわけですから、家の中のみで飼育していこうと思っています。

幸い?なことに猫は犬のようには広い活動範囲を必要としない動物といことです。
大きな3次元的空間を作ってやることである程度対応できるようなのです。
そう考えると猫は熱帯魚と同様に非常に手間のかからないペットになりますよね。
犬みたいに散歩しなくて良いって事ですよ。





ちょっと飼育の手間を考えてみます。
というか実際にわたしも使っているような方法なわけですが、まずは餌から見ていこうと思います。

猫の餌というのは普通キャットフードを用意しますよね。
缶詰式のわたしがみてもおいしく食べられそうなものもありますが、ドライフードの方がいいのではないでしょうか?

もちろん缶詰の餌のほうが猫はおいしいと言ってくれているかもしれませんよね。
それはわかりますが、飼育の簡単さから見た場合、明らかにドライフードのほうが楽は楽です。
ドライフードというのは普通の袋入りのキャットフードです。

・ドライフードのほうが缶詰より安い。
・常温でもある程度長期間の保存が効く。
(袋からあけてもかなり持ちます)
・栄養面から見ても十分健康に飼育できる。

猫はおなかがすくと当然餌をねだりに来ます。
時間がない朝などは非常に面倒だったのですが、今は半分自動で済ませています。

もうひとつ、排泄物の世話という問題もありますが、これもそれほど手間をかけないようにできます。
これらに関してもやはり機材を使うわけですが、実際わたしが使っている使用レポートもちょっと書いてみたいと思います。


■次回予告

年末のみの単発の予定の話題にするつもりでしたが、案外書きたいこともあるので、これ以降のメールマガジンでも時々話題に
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